ごあいさつ

 2020年5月30日(土) から31日(日) まで,日本看護倫理学会第13回年次大会を島根県民会館にて開催することになりました。

 島根県で日本看護倫理学会を開催するのは初めてです。中国地方での開催も初になります。中国地方での本学会の認知度を高めていくこともふまえ,島根県立大学を中心に島根県内の看護職員の協力を得て,大会長を務めることになりました。

 看護倫理は科学としての看護とともに看護の土台となるものです。看護の役割拡大とともに看護の社会的責任が重く問われ,看護倫理教育もますます重要になってきています。第13回年次大会のテーマは「看護倫理の明日を拓く―多様性を尊重するためにー」としました。「多様性」とは,人権尊重の視点から,性別,年齢,人種・民族,身体的特徴,性的指向,出身地などそれぞれの人が生まれもった個性を区別・差別の対象としないで尊重し,その力を発揮できる環境をつくることとされています。看護倫理綱領(日本看護協会,2003)条文2においても,差別しないこと,また,個人の習慣,態度,文化的背景,思想についてもこれを尊重し,受け止める姿勢をもつことが述べられています。これからの日本は本質的な多様性を受け入れ,違いを学び,意見を融合させていくことが新たな時代を切り拓くことになるでしょう。

 本大会でも,これらの多面的で難しい諸問題の解決に向けて,少しでも良いヒントが得られるように,基調講演,特別講演,教育講演,大会企画シンポジウムや学会企画交流集会などを鋭意,多数計画しています。大会への参加と発表で知り合いを増やし,楽しく経験や知見を広げられるきっかけになればと願っております。

 会場の島根県民会館は,松江駅からバスで10分です。会場の目の前にはポスターにもあります国宝の松江城がそびえ立ちます。5月末の松江は,新緑が美しく,お堀巡りの遊覧船も気持ちよい風を感じる気候になっていると思います。

 松江藩主松平治郷公は茶人として有名でしたので,松江というと抹茶と和菓子を連想される方も多いと思います。しかし,島根県はお茶やお菓子だけではありません。魚介類や島根和牛,美味しいお米とお酒,などをお楽しみいただけたらと思います。

 是非,多数の皆様がお誘いあわせの上,初夏の山陰にお越しください!

日本看護倫理学会第13回年次大会
大会長 吉川 洋子

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